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函館からJリーグを!地域を幸せにするクラブの協力者募集


 

FC函館ナチャーロの協力者募集記事です。

※ご応募・ご質問は お問い合わせフォーム からお気軽にご連絡ください。

 

函館地域からJリーグ参入を目指す『FC函館ナチャーロ』の代表として日々奮闘されている福島 隆吏さん。「道南地域に夢、交流、活力を!」をクラブ理念に掲げ、函館地域の皆さんに愛していただけるクラブを目指して、日々取り組みを続けています。 今回は、『FC函館ナチャーロ』の取り組みを皆様に知っていただき、パートナーとなるスポンサー様や運営にご協力いただける方を函館地域内外から募集したいと考え『いさり灯』にお声がけくださいました。


 

プロフィール 福島 隆吏さん(ふくしま たかし)

北海道札幌市生まれ。東海大学海洋学部航海学科航海専攻を卒業。2012年に在函の会社に就職し、函館に移住。同社で活躍する傍ら2016年11月、道南からJリーグを目指すサッカークラブ『FC函館ナチャーロ』を設立。代表としてクラブ運営を行っている。



函館から上を目指すチームを自分で作る




―FC函館ナチャーロについて教えてください。

福島:FC函館ナチャーロは、函館市、北斗市、七飯町を中心とした道南地域を母体にJリーグ参入を目指すサッカークラブです。ナチャーロ(начало)はロシア語で「始まり」を意味する言葉。「道南地域に夢、交流、活力を!」をクラブ理念に、サッカーを通じた道南地域への活性化、スポーツ文化の浸透など社会貢献にも取り組んでいます。

―クラブを始めたきっかけはなんだったんですか?

福島:もともとはサッカー観戦を始めたのがきっかけです。2015年シーズンだと思うんですけど、札幌の実家に帰った時に父親から「今年のコンサドーレはおもしろいから観に行ったほうがいいぞ。」って言われたんです。それまではスポーツニュースで勝敗を見るくらいだったんですけど、「予定もないし、観てくるか」と思ってスタジアムに足を運びました。この歳になってまじまじとサッカーを観たらおもしろかったんですよ。それでサッカー観戦にはまったんです。

―大人になってから現地にいくと、仕組みもわかるし、臨場感みたいなのもフルに味わえますよね。

福島:そうなんです。それからコンサドーレ札幌を応援するようになったんですけど、函館から札幌が遠くて笑。なかなか観に行けないんですよね。函館で応援できるチームはないかなと探したんですけど、プロチームまで目指しているところがなくて。じゃあいっそそういう上を目指すチームを自分で立ち上げてしまおうっていうのがFC函館ナチャーロのはじまりです。

―2015年シーズンに観戦を始められて、2016年末に設立。怒涛のスピードですよね。サッカークラブに知見があったんですか?

福島:それはさすがにないですよ笑。とりあえずネット掲示板に「どうやったらできるかな」って書きこみました。そしたら「SNSで募集したらすぐ集まるさ」みたいなコメントがあって、SNSでメンバー募集をはじめました。でも全然集まらなくて笑。結局SNSでは3人。そこから知り合いをたどって合計10人ほどでスタートしました。

―今では函館有数のチームですよね。クラブはどういった位置にいるんですか?

福島:今は、函館地区代表として道南ブロックリーグに挑戦しています。函館地区の代表になるためには、函館社会人サッカー1部リーグで優勝し、入れ替え戦に勝たなければいけません。ナチャーロはこのリーグで昨年優勝。続く入れ替え戦にも勝って、道南ブロックリーグに挑戦することになりました。



―道南ブロックリーグでのライバルはどこなんでしょう?

福島:道南ブロックリーグには函館地区に加え、苫小牧地区と室蘭地区が入ってきます。それぞれの地区から2チームが参戦し、全6チームでしのぎを削るリーグです。どのチームも地区代表なだけあり強敵揃いなので、ライバルといわれると難しいのですが、苫小牧のチームには勝ったことが無いので、今年は勝ってほしいですね。同じ函館地区の函館市役所も強いチームです。


地域に愛され、豊かにするクラブを目指して



―ナチャーロさんは、「道南地域に夢、交流、活力を!」を理念にされていますよね。どうしてこのような社会性の強い理念にされたんですか?

福島:メンバーでどういう方向性でやっていこうかって話をしました。みんなサッカーが好きで函館にもそういうチームがあったらないいなっていう想いで集まってるんですけど、それだけじゃプロチームを目指す上で違うんじゃないかと。

やっぱり地域の皆様にスポーツを通じて貢献して、愛していただかないといけないって話になったんですよね。「夢、交流、活力を!」には、函館にプロスポーツチームを作るっていう夢を地域の皆様と共有して、応援されるチームになる。そして応援が地域の皆様の楽しみに変わっていって、将来的には生きがいみたいなところまでランクアップ。地域の幸福度の向上につながる。そういうビジョンを込めました。

―スポーツを通じて地域を盛り上げたいという想いがあったんですね。

福島:地域が盛り上がらないとプロチームを作ろうっていう機運にもならないと思います。昔、函館でもプロチームを誘致するしないって話があったと思うんですけど、立ち消えになりましたよね。なので、まず皆様に応援してもらえるチーム作りを進めて、一緒にクラブを大きくしていかなくてはいけない、でなければ市民も市も協力してくれないですし、協力が得られなければJリーグの規定上もプロチームにはなれないんです。ホームタウンが認めてくれるチームになるために地域貢献ははずせないだろうと思いました。

―そういった考えもあって、サッカー教室の開催やグランドの雪かきなど、地域貢献をされているんですね。

福島:サッカーチームなので、サッカーを通じて交流したいっていうのはあります。サッカー教室はそういう意味でやりたい取り組みですね。まだまだやりきれていないところもあると思うので、小中学校さんなんかでご希望があれば前向きに検討させていただきたいですね。

グラウンドの雪かきなんかは、ボランティアの募集に応募する形で実施させていただいています。また募集があれば応募したいと思ってます。


―コロナ前は函館港まつり※にも参加されていたんですよね。

福島:やっぱり函館港まつりをはじめ地元のイベントに参加しないと地域と一体のチームともクラブとも言えないんじゃないかなと思います。イベントには積極的に参加させてもらって少しでも地域の盛り上げに貢献したいですね。

※函館随一のイベント。毎年8月1日~5日に開催され、花火大会のほか、のべ約2万人が参加する市民参加型のパレード「ワッショイはこだて」が行われる。


サッカーをやりたい大学生の受け皿に



―現在のチームメンバーは他のお仕事もしながら活動されているんですか?

福島:そうですね。ただうちは学生が多いかもしれないです。実は北海道教育大学以外の大学※にはリーグ参加しているサッカー部がないんですよ。なので本気でサッカーやりたいと思ったら、うちにくるしかない。

※函館市内には、函館大学、公立はこだて未来大学、北海道教育大学函館校、北海道大学水産学部がある。

―えっ、その現状、知りませんでした。

福島:そうなんですよ。学生が函館でサッカーに打ち込むのはちょっと大変な状況かもしれないですね。サークルみたいな楽しくベースだといくらでもできるんだと思うんですけど。

そういう意味では、本気でサッカーをやりたい学生たちのいい受け皿にはなれてるのかなと思います。


―それは地域にめちゃくちゃ貢献していますね。

福島:それでいうとちょっと話が変わりますけど、固定就業人口の増加にも貢献できるんじゃないかなと思ってるんですよ。

―固定就業人口の増加ですか。

福島:うちのクラブをセカンドライフで選んでくれる選手もいるんですよね。国内外リーグとかアマチュアで活躍された方が最後は、こういうところでみたいな。そういった方が地域で確かな働き手になってくれると地域の就業人口が増えるじゃないですか。そしたら行政に恩返しというか地域のためにはなるかなと。

―地域に働き手が増えるのは大歓迎ですね。

福島:ただそういう方って今までずっとサッカーに打ち込んでいらっしゃった方なので、突然環境が変わってしまい戸惑うこともあると思うんです。なので協力して頂ける皆様と連携して就業支援なんかを受けさせられたらいいのかなと思うんです。サッカーをしながら、手に職をつけられるところで修行して、ご自身の力で食べていけるようになる。地域貢献ってところもあるんですけど、せっかく函館地域に関わったのにうまく馴染めないことで不幸になって「二度と函館なんて」って言われるのは嫌じゃないですか。メンバーも地域の幸せになれる、そんな環境づくりができたら最高だなって考えてますね。

サッカーに熱意ある協力者を求めて


―募集について詳しくお伺いしたいんですけど、まずは選手の方はどんな方を募集されていますか。

福島:サッカーに対する熱意があればどんな方にもお越しいただきたいです。強いてお願いするとすれば紳士的なふるまいができる方であればありがたいですね。やっぱりプロスポーツチームとしてある種、函館代表みたいなところを目指していくので、素行が悪かったら地域の皆さんにがっかりされてしまいますし、応援してもらえないですよね。

それから指揮官(監督)の方も探しています。こちらもサッカーに熱意のある方がいいです。あとはプラスして若い選手と協力してチームを盛り上げてくださる方だったらなおいいと思います。今うちのメンバーは20代前半が中心。年長でも27、8歳です。そうすると昔ながらのトップダウンをハラスメントと感じてしまう選手もいると思うんです。なので、若い方とスキンシップをとりながらチーム全体の雰囲気を良くしてくださる方、そんな方に指揮官をお任せできればと思っています。


―なるほど、運営のお手伝い募集はいかがですか?

福島:球拾いからビブスの洗濯まで細かな仕事はたくさんあるので、もしお手伝いいただける方がいればとにかくありがたいです。あとクラブの方向性とか、パートナー(スポンサー)集めなんかにも知見がないので、そういう物事の進め方をしっかり把握されている方が入ってくれると嬉しいなと思ってます。

―今、お話があったパートナー(スポンサー)についても教えてください。どういった制度ですか?

福島:クラブトップパートナー、クラブパートナーのパートナー制度があります。クラブトップパートナーだとホームページへの法人ロゴの掲載やユニフォームへの会社ロゴ掲載などの協賛特典が受けられる仕組みです。協賛金は協議の上決定させていただきます。基本的にはすべて単年度契約にはなるんですけど、長い目で応援していただけるパートナーだとより嬉しいです。

―道南地域外の企業様でもいいんですよね。

福島:もちろん大丈夫です。札幌の方でも、東京の方でもぜひご検討頂きたいと思います。

―ちなみになんですが、ユニフォームって年間どれくらい着る機会があるんですか?

福島:年間の大きな3つの大会、市内チーム限定のカップ戦、各種リーグ戦(道南ブロックリーグ)、クラブ選手権では必ず着用しています。最後のクラブ選手権は先ほどお話した道南ブロックリーグの大会とは違うのですが、全国までつながる大会で、最高全道(全北海道)ベスト4まで進出したことがあります。あとは練習試合でも着用させていただきますね。練習試合は雪が解ける3月ころから11月末までほぼ毎週やってます。地元メディアへの掲載なんかもあったりして少しずつ露出は増えてきていると思います。


―いつまでにJリーグっていう目標はありますか?

福島:具体的な目標は胸の中にあるんですけど、ハードルがなかなか高いと思っているので秘密です。松本山雅FC※ってJリーグのチームがあるんですけど、うちみたいに地方のクラブチームからJリーグに加盟したんですよね。そういった先行事例を参考にコツコツと進めていきたいと思います。

※長野県松本市を中心とするサッカークラブ。地域の社会人クラブチームとして発足し、2004年にNPO法人化。2011年にJリーグ加盟を果たした。





事業者・募集情報

名称

​FC函館ナチャーロ

代表者

福島 隆吏

業種

社会人サッカークラブ

URL

募集案件

選手、監督、運営スタッフ、パートナー(スポンサー)の募集


■選手

 函館、道南地域在住のサッカー経験者

 または初心者でも練習意欲のある方

 ※年会費あり


■監督

 函館、道南地域在住でサッカーの指揮官として活躍できる方

 スキンシップをとり、チームの雰囲気を良くしてくださる方

 ※年会費あり


■運営スタッフ

 函館、道南地域在住のサッカー好きな方

 ※年会費なし

 <業務内容>

  ・SNSやホームページの更新

  ・写真撮影および動画撮影

  ・練習用具など備品の保守管理

  ・各種登録業務、試合会場設営補助

  ・グランドおよび体育館の予約

  ・選手の練習サポートまたは指導

 上記からできる範囲で協力をお願いします。


■パートナー(スポンサー)

 クラブ理念にご賛同いただける協賛法人様および個人協賛者様

 <協賛メニュー>

  ●クラブトップパートナー

   協賛金:協議により決定

   特 典:ホームページへの法人ロゴの掲載、

       ユニフォームへの法人ロゴ掲載、

       その他ご相談に合わせて協力いたします。

  ●クラブパートナー

   協賛金:協議により決定

   特 典:ホームページへの法人ロゴの掲載、

       練習着等への法人ロゴ掲載




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